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ポムダムールの決意、​地方創生。

お客さんにとって良いだけではなく、地方の活性化にも大きく寄与するりんご飴。

りんごをより良い形で生かせる道を切り開く。

りんご飴専門店を作ってから、いろんなりんごに触れてきた。

長野、秋田、岩手、青森、北海道、

たくさんのりんごを通して農家さんの苦悩にも触れた。

ポムダムールに何かできることはないだろうか…。

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りんご飴に使う50〜56サイズ(200gほど)の小玉りんごの多くは

加工品扱いとして取引され、まともな値段がつかなかった。

大きいりんごも小さいりんごも農家さんのかけた愛は同じだ。

サイズだけで価値がかわってしまう状況を目の当たりにして、

絶対になんとかしてやる!と思った。

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地方創生は自分一人の小さな力だけでは叶えることができない。

もっと大きな力とたくさんの人が必要だ…!

思い立ったのは今から9年前。二つの作戦を立てた。

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【作戦その1】

僕たちはりんご飴の魅力を全国に伝え、同志を増やすことにした。

りんご飴専門店は形を変えながら全国に増えていった。

5年ほどかけて作戦は成功した!

【作戦その2】

防衛手段として、特許取得を目指した。

どんどん成長するりんご飴マーケット。

僕たちには地方創生のためにもりんご飴の文化を絶やさないという

大きな使命があるので潰れるわけにいかない。

特許の取得は困難を極めたが、奇跡のような出来事が道をつくり、

ポムダムールトーキョーは新生りんご飴の発明者として認められた!

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10年が経ち、りんご飴は全国で注目される存在となった。

りんご飴屋が増えれば増えるほど、

​小玉りんごの需要は目に見えて高まった。

​予想通りだ。

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価値がつかなかった小玉りんごも

今は当時の倍ほどの値段で取引されている。

青森に訪問するたびいろんなところで

「昔は小玉こんなに売れなかったよな〜」

と驚きと喜びの声を聞く。

僕は心の中で「やった~!」と叫ぶ!

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りんご飴は日本全国で町興しに活躍し、店舗やイベントで多くの人の笑顔をつくっている。

ちいさなお店から始まった大きな願いはこれからもたくさんの輝く未来をつくります。

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